車をポールにぶつけた時の修理方法 – 可動式車止めのエルテック

車をポールにぶつけた時にはどうすればよい？正しい対処法や修理・保険求償について解説

車を運転中に、道路などに設置されているポールに車体をぶつけてしまった場合には、どんな対応をするのが良いのでしょうか。

交通事故を起こしてしまったと、焦ってしまう方も多いでしょう。しかし、正しく対処をしないと思わぬトラブルに見舞われてしまうかもしれません。

今回は、車を誤ってポールにぶつけてしまった時の正しい対処方法を紹介します。また、ポール・車双方の修理及びその費用に関しても解説します。

交通事故は、気を付けていても起こるかもしれません。いざというときに慌てないよう、事前に対処方法を理解しておきましょう。

車をポールにぶつけた時に行うべき基本的な対処方法とは？

車をポールにぶつけた時には、基本的にはどんな対処方法を取るのが良いのでしょうか。焦ってその場を立ち去ってしまう方もいますが、決してそのまま放置してしまってはいけません。正しい対処法を理解しましょう。

当て逃げは厳禁・必ず警察に報告する

車をポールにぶつけた後、そのまま立ち去ってしまう行為を当て逃げといいます。当て逃げをした後に咎められると、処罰が重いものになってしまうケースもあります。

少しの擦り傷であったとしても、必ず警察に届けましょう。警察に連絡すること自体に抵抗を感じる方も多いかもしれませんが、運転者の義務であるため確実に行いましょう。

ポールなどの公共物は、過失で破損させたとしても罰金や運転上の減点の対象にはなりません。また、保険会社に保険求償をする際にも必要になる行為であるため、確実に行いましょう。

加入している保険会社に連絡する

警察に連絡を取った後は、加入している保険会社に連絡をしましょう。保険会社によっては、警察などとのやり取りを代行してくれるサービスもあります。

保険の担当者は、第三者の視点で冷静に対応してくれるでしょう。また、自動車事故に関して専門知識を持つプロであるため、大変頼りになります。

保険求償をするかどうかにかかわらず、連絡を取ると良いでしょう。事故関連の様々なアドバイスをしてくれるかもしれません。冷静な対応ができない方なら、なおさら頼りになる存在です。

車をポールにぶつけてしまった時には修理・弁償の要否を検討する

車をポールにぶつけた後、損害を賠償する必要があるか検討する必要があります。前述のように、事故自体には罰金や減点の処分はありませんが、器物破損に対しての弁償は事故発生者の責任となります。

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ポール修理に保険は適用できる可能性が高い

ポール修理には、加入している保険が適用できる可能性が高いです。ポールは、信号機などの機材に比べると弁償代が安く済むケースが多いですが、それでも負担になる点は変わりません。

作業員の人件費を含めると、10万円程度かかるケースもあります。可能であれば、加入している保険で対応できるのが理想的でしょう。

保険会社に連絡を取り、保険求償の対象となるのか、相談しましょう。また、あらかじめ自身が加入している自動車保険の内容について見直しておくと安心です。

車両側の修理を検討する

ポール側の修理・弁償を行うと同時に、自身の自動車の修理も検討しないといけません。こすった程度なら気にしないという方もいる一方で、少しの傷でも気になってしまうという方もいるかもしれません。

車両側の修理に関しても、まずは保険会社に相談してみましょう。加入している保険で補償が受けられるか否かで、修理内容を検討しないといけません。

車両の状態ごとの修理費用目安と自分での修理対応について解説

車をポールにぶつけた後、車両の修理をする際にはどれほどの修理費用が発生するでしょうか。事故の内容や状況によって、必要になる修理費用も変わってきます。一般的な修理相場を紹介します。

ポールにぶつけた時の擦り傷

車をポールにぶつけた時の擦り傷を修理する際には、傷が発生した箇所によって修理費用が変動します。バンパーよりも、ドアやフェンダーの傷の方が修理費用が高くなる傾向があります。

10cm程度の小さな傷なら1万円程度で修理できることもありますが、場合によっては10万円程度かかってしまうこともあるでしょう。

一般的に、ディーラーに依頼をした方が高額になりやすく、板金業者のような専門業者に依頼したほうが費用を抑えられる傾向があります。

複数の業者に相談して、安い見積を提示してくれる業者を起用するのも良いでしょう。

へこみが生じているとき

車をポールにぶつけた際に生じたへこみを修理する場合も、その程度や箇所によって修理費用は変動します。擦り傷よりもへこみの修理の方が時間と手間がかかるケースが多いため、修理代も高額になりやすいでしょう。

また、修理で対応できず部品の交換が発生する場合には、さらに高額の費用を請求される可能性があります。修理の前に、どんな対応が必要になるのかを業者と十分に打合せをすることをおすすめします。

軽度なら自分で行う修理方法を検討

車をポールにぶつけた際の破損状況が軽度である場合は、自分で修理することを検討しても良いかもしれません。最近は、カーショップなどでさまざまな補修グッズが安価で販売されています。

擦り傷のケースでは、車体自体には傷がなく、ポールの塗装が付着しているだけのケースが多いです。その場合は市販の傷消しワックスを用いればきれいになるでしょう。

また、コンパウンドという市販品も、小さな傷を目立たなくする道具です。初めてでも簡単に利用できるので、小さな傷を隠したい場合には検討してみてください。

まとめ

車をポールにぶつけた時には、誰しも焦ってしまうものでしょう。そのまま当て逃げをしてしまいたくなるのも自然なのかもしれません。

しかし、事故を起こした運転手にはその内容を報告する義務があるため、必ず警察に連絡を取りましょう。

同時に保険会社にも連絡を取り、可能ならば担当者に現場に来てもらって対応を代行してもらいましょう。ポール破損の弁償費用や、車両修理の費用についてもその場で相談できて安心ですよ。

事故を起こした時こそ落ち着いて行動しましょう。焦って後で取り返しのつかないことにならないよう、適切な行動を心がけてくださいね。