バリカーとはどんなアイテム?名称の由来や役割・種類や設置時の注意点について紹介

エルテックトップバナー

詳しい内容についてはこちら

日常生活でバリカーを見かける機会は結構ありますが、バリカーがどんなものなのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

バリカーとは、実は様々な役割を担っている重要なアイテムです。何気なく通り過ぎている方も多いかもしれませんが、場合によってはバリカーを設置する側に回ることもあるかもしれません。

今回は、バリカーとはどんなものなのか、バリカーの役割や種類などについて紹介をします。普段何気なく見ているバリカーについて、ぜひ理解を深めてください。

【基礎知識】バリカーとは…名称の由来や目的について!

そもそも、バリカーとはどんな名称の由来があるのでしょうか。また、目的についてもよく理解していない方も多いでしょう。まずは、バリカーとは何なのか、その概要について解説します。

バリカーの名称の由来や呼び方は?

バリカーとは、実は英語を組み合わせた造語であると考えられています。barricade(バリケード)とcar(カー)を組み合わせて生まれた言葉です。

バリカーの名称の生みの親は、バリカーの大手メーカー帝金株式会社の創業者です。

バリカー以外にも呼び方はいくつかあります。車止め・ボラード・ポストコーンなどが挙げられます。

車止めの場合はコンクリートの置き型を含めたり、ボラードの場合はI字型限定であったりと、少しずつニュアンスが違います。

バリカーとはどんな目的があるのか

バリカーとはどんな目的を果たす道具なのでしょうか。主に、以下の3つの目的を持って設置されるケースが多いです。

  • 防犯(盗難)
  • 飛び込み防止
  • 進入禁止の標示

防犯は、自動車の盗難防止の意味です。物理的に盗まれるのを防ぐだけでなく、バリカーを取り除く際に大きな音が生じるため、防犯対策に大きな効果を発揮します。

飛び込み防止とは、誤って建物などに突っ込んでしまう事故を防止する目的です。進入禁止の標示とは、通行してはいけない場所であると示す意味合いのことです。

バリカーとはどんな用途で使われるもの?基本的な設置場所について

バリカーとはどんな場所で使用するものなのでしょうか。効果的にバリカーを設置することで、事故防止につながったり、余計な進入を防ぐ効果が期待できるでしょう。基本的な設置場所を紹介します。

駐車場や不用意な侵入を避けたい場所

バリカーは、駐車場で見かけるケースが多いです。駐車場は自動車が出入りする場所であるため、運転ミスにより近くを通りかかる歩行者や近隣の建物を保護する目的で設置されるケースが多いでしょう。

コインパーキングなど営業用の駐車場はもちろん、個人宅の駐車場にも設置するケースが多いです。個人宅の場合は、住まいを保護したり通行人が不用意に侵入しないようにしたりする目的で設置されるケースが多いでしょう。

公的機関によって設置された歩道と車道の境界

歩道と車道の境界に、バリカーを設置するケースも多いでしょう。自動車の運転ミスにより、歩行者を事故に巻き込んでしまう恐れを防ぐ目的で設置されます。

歩道と車道の境界にバリカーを設置するのは、ほとんどが自治体などの公的サービスによるものです。

一方、公道と私有地との境目に、個人の判断で設置する例もまれに見られます。バリカーに加え、チェーンを併用すると、進入できない印象をより強く周りに与えられるでしょう。

バリカーの種類と設置の注意点!設置に向かない状況も…

バリカーは、防犯対策や飛び込み防止など、様々な効果が期待できるアイテムですが、やみくもに設置しても効果が上がりません。バリカーとはどんな種類があるのか、設置に向くケースと向かないケースを紹介します。

バリカーの種類は主に3種類

バリカーには、主に以下の3種類があります。

  • 上下式
  • 固定式
  • 着脱式

上下式は、長い筒を地面に収納できるようにして、上げ下げして使用するタイプです。

固定式は、しっかりと地面に固定するタイプで、一度設置すると移動も取り外しもできません。

着脱式は、短めの筒を地面に埋め込み、取り外しするタイプです。外している時は、別の場所に収納箇所を用意しないといけません。

設置をおすすめできる状況

個人宅でバリカーを設置することを想定した場合、設置をおすすめできる状況といえば、普段あまり頻繁に運転しない自動車を置いておく場合が挙げられます。

また、自動車の盗難を防ぐ目的で設置するのも良いでしょう。外構など私有敷地と公道との境目がわかりづらい住まいに暮らしているケースでもおすすめです。

設置に向かない状況

一方、バリカーの設置が向かない状況もあり得ます。例えば、頻繁に自動車を運転する場合には向きません。

バリカーは、上下式や着脱式を選択すれば自動車を保管するときだけ取り付けられて便利だと思う方も多いかもしれません。

しかし、バリカーを設置したり取り外したりする作業は意外に面倒です。毎日するとなると、後悔してしまう方も多いかもしれません。

防犯対策であれば、例えば人が近づいたら照明が自動で点灯するサーチライトなどの方法もあります。自身の状況に合った対策を講じましょう。

まとめ

バリカーとは、主に自動車の防犯対策や飛び込み防止の目的で利用されるアイテムです。公園や公道との境目で設置されているケースが多く、公共設備と考えている方も多いかもしれません。

しかし、私有地であれば自分の判断で設置も可能です。自家用車の盗難防止を検討している場合には有効な手段といえるでしょう。

しかし、頻繁に自動車を運転する場合など、設置に向かないケースも考えられます。バリカーの種類もいくつかあるため、自分に合った活用方法を検討してみてください。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    未分類

    前の記事

    バリカーの種類は?
    バリカー

    次の記事

    車止めの種類